「職務経歴書にどう書けばいいのか分からない…」
「転職が多いとやっぱり不利?」
看護師としてキャリアを積んできたものの、転職回数が多いことで不安を感じている方は少なくありません。
結論からお伝えすると、転職回数が多いこと自体が問題なのではありません。大切なのは「どう見せるか」「どう一貫性を持たせるか」です!
この記事では、転職エージェントの利用を検討している看護師の方へ向けて、採用担当者に評価される職務経歴書の作り方を徹底解説します。
転職が多い看護師は本当に不利なのか?
まず知っておいてほしいことがあります。
医療業界は、他業界と比べて転職回数が多い傾向があります。理由は以下の通りです。
- 夜勤・人間関係など職場環境の問題
- ライフイベント(結婚・出産・介護)
- キャリアアップや専門分野の変更
- 病院の経営状況や閉院
つまり、看護師の転職は珍しくありません。
しかし、採用側が気にするのは「回数」よりも次の点です。
- すぐ辞めないか
- 協調性があるか
- キャリアに一貫性があるか
ここを職務経歴書でクリアできれば、不利どころか「経験豊富」と評価される可能性もあります💡
採用担当者がチェックしているポイント💡
転職が多い看護師の職務経歴書で見られるポイントは次の通りです。
1. 在籍期間の長さ
半年未満の職歴が多い場合は注意されやすいです。
2. 退職理由の一貫性
毎回違う理由だと「環境適応力が低い」と誤解されることも。
3. スキルの積み上がり
経験がバラバラではなく、成長の軸があるかが重要です。
転職が多い看護師向け|職務経歴書の書き方の基本📌

転職回数が多い看護師の場合、職務経歴書は「不利をカバーする書類」ではありません。
むしろ、キャリアを再設計して見せるための戦略ツールです。
ここでは、他の一般的な書き方解説とは重ならない視点で、「設計」そのものにフォーカスして解説します。
最初に作るべきは“職務要約”の完成度
転職が多い人ほど、職務要約(冒頭のまとめ)が重要です。
なぜなら採用担当者は、最初の数行で全体像を判断するからです。
悪い例:
「これまで複数の病院で勤務してきました。」
これでは印象に残りません。
良い例:
「急性期・慢性期・外来を経験し、環境適応力と多職種連携を強みとする看護師です。」
回数ではなく、“特徴”を最初に提示します。
ここでポジションを定義できるかどうかが勝負です。
「役割レベル」で整理する
転職が多い人は、勤務先単位でまとめがちです。
しかしおすすめなのは役割レベルで再整理する方法です。
例えば:
- リーダー補助経験
- 夜勤専従対応
- 新人指導サポート
- チームカンファレンス参加
病院ごとではなく、「担った役割」で整理することで、
“積み上げ型のキャリア”に見せることができます。
これは転職回数が多い人に特に有効な方法です。
「数字」を使って説得力を上げる
看護師の職務経歴書は抽象的になりがちです。
そこで有効なのが数字です。
- 1日◯名の患者を担当
- 月間◯件の入退院対応
- 夜勤月◯回対応
数字を入れるだけで、実務レベルが具体化します。
転職回数が多くても、「実務量」が伝われば即戦力として評価されやすくなります。
ブランクや短期離職は“余白”で調整する
空白期間がある場合、無理に埋めようとしないことも大切です。
- 家庭事情による休職
- 体調回復期間
- 資格取得準備
事実を簡潔に記載し、詳細は面接へ。
長文で説明しないほうが誠実に見えるケースもあります。
応募先に合わせて“経験の比重”を変える
すべての経歴を均等に扱う必要はありません。
たとえば療養型病院に応募するなら、慢性期経験を厚めに記載し、
急性期経験は簡潔にまとめる。
転職が多いということは、それだけ材料が多いということ。
重要なのはどこを強調するかの判断力です。
「今後どう働くか」を明記する
転職回数が多い人に対して採用側が不安に思うのは、
「また辞めるのでは?」という点です。
それを払拭するには、職務経歴書の最後に
- 今後伸ばしたい分野
- 長期的に関わりたい領域
- 専門性を高めたいテーマ
を簡潔に触れておくと効果的です。
未来志向が見えると、印象は大きく変わります。
転職回数を隠すのではなく“再定義する”
転職が多い=落ち着きがない
そう見られることを恐れる気持ちは理解できます。
しかし見方を変えれば、
これは価値です。
大事なのは、防御的になることではなく、
「どう活かせるか」を言語化すること。
職務経歴書は、過去の説明書ではなく、
あなたを採用するメリットを提示する資料です。
その視点で設計できれば、転職回数は弱点ではなくなります。
転職が多い場合の書き方ポイント💡
職務経歴書で意識すべき比較表
| 項目 | NG例 | OK例 |
|---|---|---|
| 退職理由 | 人間関係が悪かった | チーム医療を重視できる環境を求めた |
| 経験の書き方 | 業務内容のみ羅列 | 役割・成果・学びを明記 |
| 転職理由 | 条件が合わなかった | キャリア形成の方向性を明示 |
| 将来像 | 特になし | 専門性を高めたい意欲を記載 |
「ネガティブをポジティブに変換する」ことが最大のポイントです💡
転職理由の上手な伝え方
転職回数が多い看護師が最も悩むのが退職理由です。
書いてはいけないNG理由
事実でも、そのまま書くのは危険です。
伝え方のコツ
例えば人間関係の場合:
❌「人間関係が悪かったため退職」
⭕️「多職種連携を重視する環境で専門性を高めたいと考え転職」
言い方ひとつで印象は大きく変わります。
転職が多い看護師の強みとは?

あなたが思っている以上に、転職が多いことは武器になります。
特に急性期・慢性期・クリニックなど複数経験している場合は強みです。
職務経歴書では「環境適応力」と「幅広い経験」を明確に打ち出しましょう。
志望動機との一貫性が重要
職務経歴書と志望動機はセットで見られます。
転職回数が多い場合は特に、
- なぜこの職場なのか
- これまでの経験がどう活きるのか
- 長く働く意思があるのか
を明確にする必要があります。
「ここでキャリアを積みたい」という具体性があると安心感につながります。
転職エージェントを活用するべき理由
転職回数が多い看護師こそ、転職エージェントの活用は有効です。
理由は以下の通りです。
- 職務経歴書の添削をしてくれる
- 病院ごとの内部情報を教えてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 転職回数が多い人に理解のある職場を紹介してくれる
自分ひとりで考えるよりも、第三者の視点が入ることで完成度が一気に上がります。
特に「転職多い=不利」と思い込んでいる方は、客観的評価をもらうことで自信が持てるようになります。
面接で必ず聞かれる質問への準備
転職が多い場合、面接で高確率で聞かれます。
- なぜこれまで短期間で転職されたのですか?
- 今回は長く働けますか?
ここで詰まると印象は悪化します。
答え方のポイントは3つです。
- 反省点を軽く触れる
- 成長したことを伝える
- 今回は長く働く理由を具体化する
誠実さが最重要です。
どうしても不安な方へ
ここまで読んでも不安が残るかもしれません。
正直に言います。
転職回数が多いと不利になるケースもゼロではありません。
ですが、それは「伝え方を間違えた場合」です。
あなたが積み重ねてきた経験は事実です。
問題なのは、それを自分で価値として認識できていないこと。
転職が多い=ダメではありません。
「整理されていない経歴」が問題なのです。
まずは紙に書き出してください。
ここが整理できれば、職務経歴書は必ず良くなります。
まとめ|転職が多い看護師でも評価される職務経歴書は作れる
転職が多いという悩みは、多くの方が抱えています。
しかし大切なのは回数ではなく、
- 一貫性
- 成長ストーリー
- 将来ビジョン
- 前向きな退職理由
この4つです。
そして、迷ったら転職エージェントを活用するのが近道です。
プロの視点を借りることは、決して弱さではありません。
あなたのキャリアは、あなたが思う以上に価値があります。
正しく整理し、正しく伝える。
それだけで評価は大きく変わります。
自信を持って、一歩踏み出してください!
